Tudor, David《Monobirds: From Ahmedabad to Xenon》/Nakai, You「When David Tudor Went Disco」
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作者:
デーヴィッド・チュードア、中井悠、ジュリー・マーティンその他
レーベル:
TOPOS
出版年:
2021年
説明:
1969年12月にデーヴィッド・チュードアは、インドのアーメダバードにある国立デザイン研究所に当国初の電子音楽スタジオを設立する。その際、アメリカから持ち込んだモーグ・シンセサイザーを使って演奏を行ない、一連の録音を作り出す。そして10年後の1979年3月にチュードアは、みずからが《Monobird》と名付けた、インドから持ち帰った録音のひとつを入力音源として使った無観客のコンサートを、E.A.T.のサポートを受けてニューヨークのXenonというディスコで行なう。そのコンサートの録音は、それからずっと未発表のままコンサートを企画したE.A.T.のジュリー・マーティン宅に眠ったままになる。2017年ごろ、サウンド・アーティストのヤーコブ・キルケゴールがこの79年の録音を発掘。同じカセットをゲッティー・センターのチュードア・アーカイブですでに発掘していた中井が分析したところ、この演奏の音源がチュードアのインド滞在にまで遡れることが判明する。そこで、ジュリーを入れて三人で、この録音をリリースすることに決める。キルケゴールが主催するデンマークのTOPOSからリリースされたこのアルバムは、アーメダバードで録音された《Monobird》音源と、その録音を入力音源としたXenonのパフォーマンスの録音を2枚のLPレコードにまとめ、それらの関係と歴史を分析する中井による20ページの長編論考《When David Tudor Went Disco》をセットにしたものである。200枚限定で売り出されたが、すぐに完売。
soundohmによって2021年度のベスト・リリースに選ばれる(https://www.soundohm.com/product/monobirds)。
レーベルウェブサイト:
https://topos.media/physical/topos09.html
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#ジュリー・マーティン
#デーヴィッド・チュードア
#Experiments_in_Art_and_Technology_(E.A.T.)
#タイプ:文献
#レコード